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こんにちは。
名古屋市東区にある自家焙煎珈琲屋「澤井コーヒー本店」スタッフのヨシダです。

コーヒー豆の生産量が常にトップクラスであるブラジルとコロンビア。
コーヒーの産地としてこの2つが思い浮かぶ方も多いのではないでしょうか。

どちらのお豆もバランスの良い味わいであることから多くの人に愛されており、ブレンドコーヒーのベースとして使用されることも多いです。
同じように「バランスが良いコーヒー」といっても、飲み比べてみると味の違いがよく分かります。
今日は、標準的な焙煎度である「中煎り」で、2つの国のコーヒーを飲み比べてみたいと思います!
【使用するお豆】
使用するお豆は「ブラジル」と「コロンビア」です。
どちらも中煎りです。


【使用するドリッパー】
使用する器具はHARIO 60 というドリッパーです。

【粉の粗さ】
今回の粉の粗さは「中挽き」です。


コーヒーは粗めに挽くと酸味が出やすくスッキリした味わいに、細かめに挽くと苦味が出やすくコクのある味わいになります。
ハンドドリップの場合、どのくらいの細かさにするか迷ったら「中挽き」にしましょう。
【本日のレシピ】
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豆:14g
挽き目:中挽き
湯温:92℃
器具:HARIO V60
① 0:00 お湯を30gまで注ぐ
② 0:30 計 90gまで注ぐ
③ 0:50 計140gまで注ぐ
④ 1:20 計190gまで注ぐ
⑤ 1:50 計240gまで注ぐ
⑥ 3:00 抽出完了
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こちらのレシピに合わせて、ゆっくり丁寧にお湯を注いでみましょう。
【“飲みやすさ”を紐解いてみる】
どちらのコーヒーもバランスが良く飲みやすい!美味しい!
強い苦味や酸味は無く、「あ、飲んだことのあるコーヒーの味だ!」と感じる方が多い親しみのある味だと思います。
それぞれの《飲みやすい》《美味しい》をもう少し紐解いてみます。
☕コロンビア(中煎り)☕

軽やかな酸味と甘み。ブラジルと比較すると爽やかな香りが印象的です。
酸味と甘みと苦味のバランスの良さと爽やかな余韻が《コロンビアの飲みやすさ》ではないかと感じます。
コーヒーの苦味や香ばしさよりも爽やかな風味がお好みの方におすすめです!
コロンビア(中煎り)の商品ページはこちら
☕ブラジル(中煎り)☕

甘くて香ばしい。安定感のある風味。コロンビアと比較すると、ブラジルの酸味の少なさがよく分かりました。
お湯を淹れる前から、ナッツのような穏やかで香ばしい香りがしました。
まとまりのある落ち着いた味わいが《ブラジルの飲みやすさ》だと感じました。
コーヒーの酸味が苦手な方におすすめです!
ブラジル(中煎り)の商品ページはこちら
【名バイプレイヤーであり、超主役級!】

現在当店のオンラインストアで購入できるブレンドは10種類ありますが、実はその全てにコロンビアとブラジルを使用しているんです!!
主役にしたいお豆の個性を引き立てつつ、ブレンドの全体のまとまりを作ったり風味を底上げしたりできるコロンビアやブラジルは、名バイプレイヤーであり超主役級!
どんな役割もサラッとこなすコーヒーの王道をぜひお試しいただきたいです。
ちなみに、コーヒーの風味は「焙煎度」によっても大きく変わります。
今回と同じ《コロンビア》と《ブラジル》でも、浅煎りや深煎りになると印象が全く変わりますよ(^^)/
最後まで読んでいただきありがとうございました!
