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こんにちは。
名古屋市東区にある「澤井コーヒー本店」スタッフのヨシダです。
フルーティーな香りを楽しめるように浅煎りで提供されることが多いモカ(エチオピア)。
当店では少し珍しい、深煎り焙煎で販売しております。
(中煎りも販売しております。)
深煎りのモカって、どんな風味なのでしょうか。
早速淹れていきましょう!!
【使用するお豆】
使用するお豆は深煎りの「モカ」です。
モカはエチオピアのコーヒー。
お店によっては「エチオピア」と国名で表記されている場合もあります。


【使用するドリッパー】
使用する器具はカリタ102-Dというドリッパーです。



《ちなみになる話》
【粉の粗さ】
今回の粉の粗さは「中挽き」です。

コーヒーは粗めに挽くと酸味が出やすくスッキリした味わいに、細かめに挽くと苦味が出やすくコクのある味わいになります。
ハンドドリップの場合、どのくらいの細かさにするか迷ったら「中挽き」にしましょう。
【本日のレシピ】
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豆:14g
挽き目:中挽き
湯温:88℃
器具:カリタ102-D
① 0:00 お湯を30gまで注ぐ
② 0:30 計 90gまで注ぐ
③ 0:50 計140gまで注ぐ
④ 1:20 計190gまで注ぐ
⑤ 1:50 計240gまで注ぐ
⑥ 3:00 抽出完了
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コーヒーは一般的に、浅煎りだと酸味が、深煎りだと苦味が出やすくなります。
モカはもともとフルーティーな酸味や甘さが特徴のお豆なので、深煎りにしても苦味が強調されすぎず、甘味をしっかりと感じることができます。
またモカ特有の華やかな香りは、深煎りにしても健在です!
【過抽出を避けるために】
前回の投稿と同様、今回も深煎りのコーヒーを使用しました。
深煎りの珈琲はドリップの際に成分が出やすく、美味しい成分以外にも雑味まで出てしまう「過抽出」になりやすいです。
なので、
・湯温を下げる
・ドリップの時間を短くする
などの調整で、成分が出すぎないようにすると美味しく飲みやすくなります。
今回は湯温をいつもより低めの85℃に設定しました。
(当店のレシピは基本92℃)
低めの湯温でドリップすることで、比較的柔らかな味わいになり、冷めても雑味が出にくくなります。
今回の深煎りモカも少しの温度調整でぐっと飲みやすくなるので、湯温を調節できそうな方は一度お試しくださいね。
【深煎りのモカ、こんな人におすすめ】
モカはもともとフルーティーな酸味や甘さが特徴のお豆。
深煎りにすることでコーヒーの酸味が苦手な方にも飲みやすくなります。
更に、深煎り豆の中では苦味が強調されすぎず、甘味をしっかりと感じることができます。
ということで深煎りのモカは、
・フルーティーな香りのコーヒーが好きだけど酸味は少ない方が良い
・深煎りのコーヒーが好きだけど、苦すぎるコーヒーは苦手
といった方におすすめです。
ぜひお試しくださいね!
最後まで読んでいただきありがとうございました!