珍しい!?深煎りのモカ

珍しい!?深煎りのモカ

 Contents

  1. 【使用するお豆:深煎りモカ(エチオピア)】
  2. 【使用するドリッパー:カリタ102-D】
  3. 【粉の粗さ:中挽き】
  4. 【本日のレシピ】
  5. 【過抽出を避けるために】
  6. 【深煎りのモカ、こんな人におすすめ】

こんにちは。
名古屋市東区にある「澤井コーヒー本店」スタッフのヨシダです。

フルーティーな香りを楽しめるように浅煎りで提供されることが多いモカ(エチオピア)。
当店では少し珍しい、深煎り焙煎で販売しております。

(中煎りも販売しております。)

 

深煎りのモカって、どんな風味なのでしょうか。

早速淹れていきましょう!!

 

【使用するお豆】

使用するお豆は深煎りの「モカ」です。

モカはエチオピアのコーヒー。

お店によっては「エチオピア」と国名で表記されている場合もあります。

 

 
 ちなみに似た名前の「モカ・マタリ」はイエメン産のコーヒーです。
 

 

【使用するドリッパー】

使用する器具はカリタ102-Dというドリッパーです。

 
台形型で小さな穴が3つ空いた構造になっています。
 
 
 
フィルターも台形のものを使います。
 
 
当店でいつも使用しているHARIO V60と比較すると、お湯が抜けるスピードがゆるやかなので、注ぎ方による味のムラが出にくく、味を安定させやすいドリッパーだと思います。
 
カリタの商品ページには、「雑味がでる前に、美味しさだけをドリップするのが特徴です。」という風に記載されています。
 
 

《ちなみになる話》


今回の投稿を作成するにあたって、
 
・円錐型ドリッパー:HARIO V60
・台形型ドリッパー:カリタ102-D
 
の2パターンでハンドドリップをしてみたところ、
 
・円錐型ドリッパー:HARIO V60→比較的キレのある味わい
・台形型ドリッパー:カリタ102-D→口当たり柔らか
 
といった感じで味の違いが割とはっきり出ました。
 
口当たりが柔らかい方が深煎りモカの良さが際立って美味しく感じたので、今回はカリタのドリッパーを選びました。
 
※あくまで個人的な好みです。
  

【粉の粗さ】

今回の粉の粗さは「中挽き」です。

 

コーヒーは粗めに挽くと酸味が出やすくスッキリした味わいに、細かめに挽くと苦味が出やすくコクのある味わいになります。

ハンドドリップの場合、どのくらいの細かさにするか迷ったら「中挽き」にしましょう。

 

【本日のレシピ】

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豆:14g
挽き目:中挽き
湯温:88℃
器具:カリタ102-D

① 0:00 お湯を30gまで注ぐ
② 0:30 計 90gまで注ぐ
③ 0:50 計140gまで注ぐ
④ 1:20 計190gまで注ぐ
⑤ 1:50 計240gまで注ぐ
⑥ 3:00 抽出完了
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コーヒーは一般的に、浅煎りだと酸味が、深煎りだと苦味が出やすくなります。

モカはもともとフルーティーな酸味や甘さが特徴のお豆なので、深煎りにしても苦味が強調されすぎず、甘味をしっかりと感じることができます。

またモカ特有の華やかな香りは、深煎りにしても健在です!

 

過抽出を避けるために

前回の投稿と同様、今回も深煎りのコーヒーを使用しました。

深煎りの珈琲はドリップの際に成分が出やすく、美味しい成分以外にも雑味まで出てしまう「過抽出」になりやすいです。

なので、
・湯温を下げる
・ドリップの時間を短くする
などの調整で、成分が出すぎないようにすると美味しく飲みやすくなります。

今回は湯温をいつもより低めの85℃に設定しました。
(当店のレシピは基本92℃)

 



低めの湯温でドリップすることで、比較的柔らかな味わいになり、冷めても雑味が出にくくなります

今回の深煎りモカも少しの温度調整でぐっと飲みやすくなるので、湯温を調節できそうな方は一度お試しくださいね。

 

【深煎りのモカ、こんな人におすすめ】


モカはもともとフルーティーな酸味や甘さが特徴のお豆。

深煎りにすることでコーヒーの酸味が苦手な方にも飲みやすくなります。

更に、深煎り豆の中では苦味が強調されすぎず、甘味をしっかりと感じることができます。

ということで深煎りのモカは、

 

・フルーティーな香りのコーヒーが好きだけど酸味は少ない方が良い

・深煎りのコーヒーが好きだけど、苦すぎるコーヒーは苦手

 

といった方におすすめです。

ぜひお試しくださいね!



最後まで読んでいただきありがとうございました!

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