私たちの珈琲の特徴

 ① 強い個性よりも飲みやすさにこだわっています

 私たちの原点は、喫茶店さまへの卸売業です。

 1948年の創業以来、喫茶店の常連さんが毎朝飲む「いつもの珈琲」を作り続けてきました。毎日飲むものだから、強い個性よりもどこか安心感のあるようなホッとする味づくりを大切にしています。一部の珈琲にはダブル焙煎という手法を採用しており、時間をおいて同じ豆を2度焙煎することで、飲みやすくてまろやかな味わいにこだわっています。強い個性を表現するような流行りの珈琲とは一線を画すような、古風で非効率な珈琲づくりを日々続けております。

 

②  昭和30年代からの焙煎機で日々焙煎しています

  珈琲の味は焙煎で決まります。

 当店の焙煎機は「富士珈琲機械製作所※」が昭和30年代に製造したレトロな15㎏サイズ。60年以上変わらぬ味を守るために、焙煎後は毎日1時間の掃除と定期的なメンテナンスを欠かしません。

 ※日本の老舗焙煎機メーカー「富士珈機」の前身となる会社です。

  焙煎歴40年以上のベテランが、日々五感を研ぎ澄ませながら豆や機械の状態をつぶさに観察し、日々安定した珈琲づくりに務めております。

 

③ 作るだけでなくお客様との会話を大切にしています


≪3代目店主が毎週土曜朝8時からインスタライブ配信中です!≫

 2024年4月に32歳で代替わりした3代目店主は、飲食店・ホテル・百貨店催事など10年以上の接客歴があり、店頭でもお客様おひとりおひとりとの会話を大切にしています。(というかお喋り好きです)

 3代目店主自身が珈琲業界に入る前に感じていた「珈琲のこともっと知りたいけど、なんだか珈琲って難しそう。」「お店とかで浅いこと言ったら珈琲界の怖い人に怒られそう(業界入って分かりましたが怖い人とかいませんよ。)」という感覚や緊張感が少しずつほどけていくような、そんな珈琲屋になりたいと思っています。

 ただのお喋りメガネでは説得力にかけるので、持ち前のガリ勉特性を遺憾なく発揮して、合格率約15%の難関資格「J.C.Q.A.コーヒーインストラクター検定1級」に一発合格しています。消費者の方にとって役に立つ知識を分かりやすくお伝えするため、日々精進を続けております。